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1年間に400回の教室開催。1万人に声をかける。
社会療法レクレーション「来てくれる教室」・ 一般社団法人「声をかける」代表理事 富永幸二郎のホームページ
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2025.3.19(水)更新
3/19●葉山ラ体操・卓球
●6:30玉蔵院さんラ体
●7:30なか広場ラ体
●9:30 長柄会館ラ体
●10:00 長柄うたの会・卓球
●13:00 木の下卓球
しーさんのお悔やみのお返し。おまんじゅうってみんなに配ったら梅干しでした。
久しぶりの完全開催。
天気雨にも負けずにたくさんお集まりいただきました。

セキが止まらないからかなあ。
なんだかシャキッと力が入らない感じ。

すべて終わってから、ぬーさんちにカレーをお届け、そして、もりさんちに声かけ。

「もーさーん」
玄関の外から声をかけても反応なし。
鍵はかかっていない。
「もーさーん」
中に声をかけるけど、やっぱり反応なし。
「もーさーん? もーさーん? ねえ、2階、あがるよー。もーさーん・・・?」
これはひょっとしたら変なことになるかもな。スマホ、車に置いてきちゃったか……と思っていつつ、階段を登りかけると、
「……はあい。起きましたあ」
ようやく2階の寝室から声が聞こえてきた。

やがてヨタヨタ降りてくるもーさん。

もーさん、寒さが戻ったこの3日間、誰とも離さずにご自宅にいたようなご様子。

「富永さん、ごはん食べ行く?」

さすがに一回、断ったけれど、ほっとけないか。

「富永さん、ごはん食べ行く?」
「……じゃあ、ワリカンで行きましょうか」

ということで食事に。



食堂までの車中でも。
食事中でも。
帰りの車中でも。

もーさんはこう言う。

「声をかけてくれる人がいて私、うれしい。私は幸せ」



3日間誰とも会わない。

自分の時間の中で、自分の友達と、自由に食事をする人は、もーさんにはいない。

家族もいない。

いつも部屋でスーパーの惣菜だけを食べている。


そんな人が言ってくれる「私、しあわせ」のひとことは、
私にとってもしあわせだ。

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