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たのしい1日よりもうれしい1日を。
社会療法レクレーション「来てくれる教室」・ 一般社団法人「声をかける」代表理事 富永幸二郎のホームページ
富永のおと
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2022.9.17(土)更新
ハイスペックで、精密で、高性能で、ハイパワーなものは、壊れやすくてメンテナンスが重要になる。
たとえば「高級車」だからといって修理と無縁というわけではない。
かえってハイパワー、フルパワーで働き続けることで、故障や疲労の原因にもなる。機能の高さに過信せず、負担のかけ過ぎに注意して、メンテナンスも怠ってはいけない。

それは人間の脳も同じ。
聡明な人ほど脳をしっかり使う。
バリバリ働く人ほど神経や体をしっかり使う。
こんなに能力の高い人が「認知症」になるわけがない、なんて訳はない。逆だ。そんな人ほどしっかりと対応しなくてはいけない。
脳の力を無限だと過信したり、メンテナンスや経年の疲労を考慮しなかった人は、いつかバランスを崩すことにもなる。心のどこかで「自分の力は無限だ」と思い込んでしまって、人生の最終盤でせっかくの聡明な人生を台無しにしてしまう人がなかなかいる。
衰えることを計算に入れることは幸福でいることの条件のひとつだ。

お腹も八分目。
脳も八分目。
120%でがんばる人は若いうちは上手く行ってもどこかで身体がもたなくなる。
脳も体も人生の時間も。
のんびりとゆっくり使うもの。
休ませながら使うもの。
傷んできたら大事に使うもの。
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