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こころを励ましてくれる身の回りの樹木に、日々の愛情を。
社会療法レクレーション「来てくれる教室」・ 一般社団法人「声をかける」代表理事 富永幸二郎のホームページ
富永のおと
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2022.4.27(水)更新
こころを波に例える。
こころが少し落ち着かないなと思ったとき。

自分のこころを大波や小波の「波」にたとえたらどんな風か想像して見る。


ふだんならば穏やかでかもめがうかぶ波かもしれない。

なにかに興奮しているときはざぶんざぶんと押し寄せる波かもしれない。

岩場に打ち付ける激しさを崖の上から見えるのか、

大雨の荒天雷雨の波間になすすべもないほど自ら打ちつけられているのか。


いや、大勢の人が真夏の太陽を浴びに集まった賑やかな海水浴場かもしれないし、

モルジブの静かで自然豊かでゆったりと充実した夕景の中の波かもしれない。


こころはいろんな波にすぐに例えられる。

そして、波はいつも一変してまるで別物になる。

波の表情は決してひとつでもない、裏と表だけでもない。

それはぴったり人間のこころと同じだ。



追記
そうやって、自分のこころの様子を自分で気づくいていることが大切なことです。
ああ、今日は曇り空だな。
ああ、このところいいお天気がずっと続いているな。
そんなふうに自分のこころを自分で「見る」ことや、自分のこころを「映像や言葉」で表現することで、
自分のこころを自分でケアしたり、整えることができます。
もちろん、快晴で気持ちのいい海の景色がだれだって大好きです。
その「思い」と今日の実際の「思い」が掛け離れるとそれはマインドがレスな状態。
それが近づくほど、マインドがフルな状態です。

また、曇りっぱなしのこころをそのままにしないことや、
強い風が吹いているのはどちらからなのか知ることなどによって、
こころが悪いところに滞りっぱなしになることを防げます。

マインドがレスな状態になると、こころが不安や恐怖や嫌悪感など、悪い方向にばかり引っ張られてしまいます。
客観的にいつもこころを海で例えていれば、そこで一呼吸置いて、こころを整え直すことができます。

天気と同じです。
今日は曇り空だな、今日は肌寒いな。
それで傘を持って行ったり、一枚上着を持って行ったりしますね。
心にだって、傘が必要。
あたたかい上着も必要。

そのためには、今日のこころの天気がどんなだか、こころの中で描いてみることがとてもいい方法なんですね。




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